この度はクロバーメールマガジンをご講読いただきありがとうございます。ソーイング、手あみ、パッチワーク・キルト、刺しゅうなど、手づくりに関する新しい情報をいろいろとご提供していきたいと考えています。これからもクロバーメールマガジンを、よろしくお願い申し上げます。



クロバーメールマガジン第61号

■特集■
クリエイターとおしゃべり♪。゜

totonaさん

今回ご紹介するクリエイターさんtotonaさんは神戸生まれの神戸育ち。
作家活動の他に、ご自宅で編み物教室も開かれています。今回は私も、生徒さんにと一緒に、ミニチュアあみぐるみを作ってきました!


編み物教室・・とは言っても、ご自宅のリビングで行われる「ニットカフェ」という感じでしょうか。編んだり、編み物の本をめくってみたり、お茶してみたり。生徒さん達も「編み物を習いに来た」、というよりは「友達のお家に遊びに来た」という雰囲気。

totonaさんの妹さんが雑貨屋さんということもあって、神戸の雑貨屋さんやケーキ屋さんの話題で楽しく盛り上がっていました。そういえば、totonaさんが編んだミニチュアでディスプレイしたお部屋もまるで雑貨店のようです。

おうちのオーナメントとくまちゃん   カバのミニチュアあみぐるみ
おうちのオーナメントとくまちゃん
 
カバのミニチュアあみぐるみ

このかわいいお部屋で生徒さん達はそれぞれ好きな作品を編んでいます。
コサージュを編んでいる方もいれば、あみぐるみを編んでいる人もいたり、陶器の人形に被せる帽子?!を編んでいる人までいて、とても楽しそうです。何を編んでもいいし、わからなかったら何でも教えてもらえるなんて。「私編み物は初めて^^;」という生徒さんもホラ!ちゃーんとコサージュを完成です。すごいっ!!(^o^)丿

リビングで編み物をする生徒さん   コサージュ花びら部分完成
リビングで編み物をする生徒さん
 
コサージュ花びら部分完成

(^^)魔法の編み物???
公園で編み物しているお婆さんは魔法使いなんだと思いこんでいました

totonaさんが編み物を知ったのは、というより初めて見たのは9歳の時。初めて見た時、それが編み物ではなく「魔法」なのだと思ったとか。
(その「魔法」が「編み物」だと知ったのはもっと後になってからでした。)
だから「公園で編み物しているおばあさんはきっと魔法使いなんだ!」と思ったのですね。

『魔法使いのお婆さんが1本の毛糸から、どんどん形を作っていくのは子供の私から見ると本当の魔法でした。魔法使いのいる公園に通って、毎日ジ〜っと観察。小さい私は「編み物」ということすら知らないので、家に帰って竹ひごと荷物紐をつかって真似をすることから始めました。』


編めました?

『なんとか編めましたけど、すごく痛かった!硬い!(そりゃーそうだ ーー;)
それを見た伯母が、それは編み物だと教えてくれて。編み針とセーターをくれました。』


毛糸玉じゃなくて、セーターですか?

『今から思えばセーターなんかじゃなくて毛糸玉くれりゃよかったのに、と思いますが(笑)私はセーターをほどいて、教えてもらったとおりに蒸気にあてて真っすぐに直し、半年くらいはその毛糸で編んだりほどいたりして遊んでたかな?作品は作らないけど編んでる行為自体が面白かった。』


気の長いお子さんだったんですね〜。(^o^)

(^^)お父さんが亡くなられた後、
ふと作ってみたミニチュアあみぐるみが悲しい気持ちを癒してくれて

totonaさんの作る作品は小さい小さい、あみぐるみですね。どうしてなんでしょうか?

『編み物を専門的に習ったあと、ずっとセーターやワンピースなどウェアを編んでいたのですが、父が亡くなった時、悲しくて編み物をしなくなった時があったんです。ところが毎日沈んでいる私を見た息子に、『お母さんが家にいると家の雰囲気が暗い!』と言われてハッ!?としました。とにかくいつものように大好きな編み物をしてみようと毛糸に手をのばした時、ふと「顔のあるもの」が作りたくなったんです。


小さなあみぐるみにニッコリした顔を刺しゅうした時、なんだかふんわりした気持ちになれました。それからずっと大好きで編み続けています。
小さいものを作りたかったのは“ポケットに入れていつも持ち歩きたかった”からなんです。』


そっか〜!ポケットに入れたかったからか〜!!!女の子って、お気に入りのモノは持ち歩きたいんですよね!たまに持ち歩きすぎてカバンがパンパンに膨らんだ女子高生を見かけますが、これも女の子ならではの気持ちの現れですよね。

だからですかね、totonaさんの編むミニチュアあみぐるみが見ている人を「きゅーん♪」とさせるのは。お話ししていても、小さな女の子の時の心をずっと大切にしてこられたご様子なので、totonaさんの純粋な気持ちについ惹かれてしまいました。

(^^)では最後に手づくりが大好きな
読者の方にtotonaさんからメッセージをお願いします。

『次は何を作ろうかな。。。なんて考えながら籠に入った山盛りの毛糸の中からごそごそと毛糸選びをする時間が好きです。電車に揺られて、お気に入りの毛糸を探しに行く、わくわくした気持ちも好きです。そして、かぎ針をシュッシュと動かしながら1本の毛糸からむくむくと何かが生まれてくる瞬間が1番大好きなのです。


編み物でも縫い物でも絵でもなんでも、手づくりは人をちょっぴり優しい気持ちしてくれて、何気ない時間を自分だけの素敵な時間にしてくれるんじゃないかな、と思います。編み物教室をしてて気がついたのは、1つ作品が出来上がったときの、生徒さんたちの笑顔が最高に可愛いのです。それってすごいことだなって感じました。「手づくりをするのが好き」っていう気持ちは大切な宝物ですね。』

こんなカワイイ生徒さんも!丁寧に教えてもらえます   生徒さん作品(犬のミニチュアあみぐるみ)
こんなカワイイ生徒さんも!丁寧に教えてもらえます
 
生徒さん作品(犬のミニチュアあみぐるみ)

「できた〜!♪」という生徒さんたちの笑顔は、びっくりするくらい可愛いくて素敵ですよね。生徒さん達もきっと毛糸を買いに行かれる時からわくわくした気持ちなのではないでしょうか?クロバーの私たちも皆さんのお気持ちに応えられるような編み針や毛糸を、これからも頑張って作っていきたいと思います。

ところで、私の作った「ねこちゃんのミニチュア・あみぐるみ」なんですけど〜皆に「クマでしょ?」って言われてしまうのですが・・・な〜ぜ〜?(ToT)

作品左(totonaさん):中央(私):右(生徒さん)
作品左(totonaさん):中央(私):右(生徒さん)

「totonaさん」のホームページ
http://www.totona-mei.com/