クロバーメールマガジンWeb


真夏だというのに、今号はニットの話題満載です。
北欧ニッティング・シンポジウムの写真を見たり毛糸店が舞台の小説を読んだりしていたら
汗をかきつつ、あみものがしたくてウズウズ〜

夏糸を編みながら、秋冬に何を編もうかソワソワ〜
ぜひみなさんもそんな気分になってください!


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イベント情報:北欧ニッティング・シンポジウムレポート

三日間のシンポジウムの舞台、清泉寮。

三日間のシンポジウムの舞台、清泉寮。

このメールマガジンでもお知らせしていた北欧ニッティングシンポジウムが、約100名(北欧・50名、日本・50名)の参加者を集め、2009年7月3日から7月5日にかけて、山梨県清里の清泉寮で開催されました。

 
シンポジウムの運営、 進行された林ことみ先生と野中真理子先生。

シンポジウムの運営、 進行をされた林ことみ先生と野中真理子先生。

北欧ニッティングシンポジウムは、Gavstrik(デンマークニット協会)が北欧地域の埋もれたニット文化や技術を掘り起こすため、また各地の作家との交流のために2000年から毎年行っているイベントです。参加者たちはお互いのテクニックについて教え合い、その地域の手仕事や文化について触れることができます。毎年、北欧の地域(スウェーデンやデンマーク)を中心に開催されて来たのですが、記念すべき10回目は、Gavstrikからの要請を受け、第1回目から参加されて来た林ことみ先生が中心となって、日本での開催となりました。

講師の先生方のご紹介。

講師の先生方のご紹介。

 
キリヤ先生のレッスン中。

キリヤ先生のレッスン中。

日本らしい加賀ゆびぬきのレッスン。大西由起子先生。

日本らしい加賀ゆびぬきのレッスン。大西由起子先生。

小瀬千枝先生のレッスン。 大人気です。

小瀬千枝先生のレッスン。 大人気です。

 
教会も講習会場に。

教会も講習会場に。

スザンナ先生のボーヒュースニッティング。

スザンナ先生のブーフースニッティング。

 
シャスティン先生の ボスニアンクロシェ。

シャスティン先生の ボスニアンクロシェ
(フラットクロッシェフック)。

施素芳(Sohon Se)先生は魔法の1本針のレッスン。

施素芳(Sohon Se)先生は魔法の1本針のレッスン。

 
吉川紀代子先生の毛糸のお料理。 スゴイ〜、カワイイ!

吉川紀代子先生の毛糸のお料理。 スゴイ〜、カワイイ!

西田碧先生と今村クマ先生の 「ビーズの縁飾り」

西田碧先生と今村クマ先生の
「ビーズの縁飾り」

 
アヌー先生の動物ニット。

アヌー先生の動物ニット。

サイン会。記念になりますね。

サイン会。記念になりますね。

 
最後の日に行われたファッションショー。参加者が順に、 自作のニットを披露します。どの作品も本当に素敵です。

最後の日に行われたファッションショー。参加者が順に、
自作のニットを披露します。どの作品も本当に素敵です。

 

クロバーでは、会場内に物販のブースを出させていただき、「匠」あみ針・輪針、アクアモード、あみもの用品、ダブルフックアフガン針、手芸道具を中心に販売を行いました。特に好評だったのは、あみもの用品の“棒針ゲージ”“カチャカチャミニ”“段数マーカー”。「北欧にも同じような商品はあるが、品質が良くないのですぐに壊れてしまう」とのこと。アクアモードの“とじ針セット”も大人気。先曲げタイプなのと、カラーリングやパッケージが良かったみたいです。

クロバーの販売コーナー。

クロバーの販売コーナー。

 

シンポジウムでは、参加者のほとんどの方が、なんらかのクロバー商品を使って下さっていました。日本の方はもちろん、北欧の方も“匠”や“あみもの用品”などクロバー商品をお持ちでした。「ずっとクロバーを使っているのよ。」「匠は本当に編みやすい。」など声を掛けていただき、多くの方に長年愛用されている様子がとても伝わってきました。本当にありがとうございます!
物販ブースだけではなく、ワークショップを見学している際にも、色々な国の方から「私クロバーをつかっているのよ。とてもいいね。」と声をかけていただき、世界のニッターに“高級”“高品質”といった良いブランドイメージを持って、使っていただいていることを実感しました。

野中先生のエレガントなシェルパターン。 カワイイ!そして「匠」お買い上げありがとうございます。

野中先生のキュートなログキャビン。 カワイイ!そして「匠」お買い上げありがとうございます。

 

また、クロバーからは、2日目の夜に30分ほど、「匠」の特長についてのレクチャーを行わせていただきました。素材や品質など、どのようにこだわって「匠」を作っているのか、スライドショーを使い、参加者にご説明しました。
「匠」が良い針なのは認識していただいていたのですが、どのようなことにこだわって作られているのかということについてご存知の方は少ないようで、参加者のみなさんは真剣に聞いて下さいました。
レクチャーの後、日本の参加者からは「匠が高い理由が納得できました。」「実は100均の針も使っていたのですが、これからは安い針は捨てて、匠を使います。」など嬉しいメッセージをいただきました。

服田洋子先生の編み地サンプルを作るレッスン。

服田洋子先生の編み地サンプルを作るレッスン。

 

ところで、今回面白かったのは、北欧からのの参加者はいつでもどこでも編物をしてらっしゃること。レクチャーなど人が前で話している時も、一時も手を休めずに編んでらっしゃいます。日本では、人が話をしている時に編物をするのはマナー違反と取られがち。でも、北欧では、そのような時に編物をすることは、お互いのニット文化を認め合い、祝福している気持ちを表わしているんですって。そのため、北欧の参加者たちの手は編物を、視線は前に、という風にレクチャーをうけられていたのです。このような集まりの時には積極的に編物をする方が良いと聞き、とても素敵な文化だと思いました。

 

多くのニッターが集まり、昼夜をともに過すため、普段のワークショップと違い、人と人との距離が近くなりました。深く詳しく幅広く意見が集められ、道具を使ってみた感想、北欧のニットの様子、めずらしいテクニックなど沢山の情報が得られ、日本とはまた異なった、北欧のニット文化に触れられた、とても充実したシンポジウムでした。

シンポジウムの充実感と楽しさがあふれてくる記念写真。

シンポジウムの充実感と楽しさがあふれてくる記念写真。

 
林先生のお話に熱心に聞き入る参加者。

林先生のお話に熱心に聞き入る参加者。

この北欧ニッティングシンポジウムに先立ち、6月29日に、日本開催を記念して「北欧ニットの魅力を知る」セミナーが、日本ヴォーグ社主催で開催されました。
メインプレゼンターに林ことみ先生を迎え、4人の北欧のデザイナーが参加、内容は北欧のニット文化や作品などについてのセミナーとクロバーのダブルフックアフガン針を使ったワークショップ(ミニトートバッグ)の内容。
約130名の参加者は、デザインや技法についての興味深いお話に熱心に聞き入り、ワークショップを楽しんでいらっしゃいました。

ダブルフックアフガン講習中。

ダブルフックアフガン講習中。

 
はじめて見る技法に興味津々。

はじめて見る技法に興味津々。