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イベントレポート

「針供養」をおこないました。

12月8日、クロバー東大阪事業所内にある針神淡島社で、「針供養」を行いました。

「針供養」は、約400年前の江戸時代から始まったとされています。
地域によって、2月8日のところと12月8日のところがあり、その日は裁縫を1日お休みして、
日頃お世話になっている針に感謝する習わしです。また、使えなくなった針や折れた針を、
豆腐やこんにゃくに刺して神社に納め供養し、針への感謝と針仕事の上達を祈ります。

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▲今年のクロバーでの針供養の様子。

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▲春日神社 丸山宮司様にご来所いただき、神事をとり行いました。


クロバーの針神淡島社は、「少彦名命(すくなびこなのみこと)」をおまつりしている和歌山県の
淡嶋神社の分社です。少彦名命は、裁縫の道を初めて教えた神様で、一寸法師のモデルに
なったとの説も。(そういえば、一寸法師もぬい針を持っていますね。)また、医薬の神様でも
あり、特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかともいわれています。

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▲「針神社」として知られる針神淡島社の社。


供養する針をやわらかい豆腐やこんにゃくに刺すのは、硬い布地を縫うために働いた針の労を
ねぎらい、休ませてあげようという心遣いからなのだそう。昔から、針が日々の生活になくては
ならないものだったからこそ、このような風習が生まれたのでしょう。昔は、一般のご家庭でも
針供養の日には、針山に刺した針の糸をすべて抜き取り、丁寧に紙で包んで針箱におさめ、
床の間に飾ってまつったそうです。

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▲このこんにゃくに、供養する針を刺していきます。

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▲針とともに、日頃クロバーの道具を大切に使っていただいている
皆様への感謝の気持ちも込めて、こんにゃくに針を刺しました。


針供養が行われる12月8日は「事おさめ」の日、もう一方の2月8日は「事始め」の日とされ
ています。針はもちろん、身の回りのものに感謝し、大切にする気持ちを改めて感じる一日。
皆様も、「針供養」に限らず一年の終わりや始まりに、日頃使っている道具に感謝しながらお手
入れする日を作ってみてはいかがでしょう。古く使えなくなった針や道具を整理し、汚れを拭き
とり...道具を一つ一つ手に取りながら、楽しい手づくりのアイデアがひらめくかもしれませんよ。


(M.K)

(2014年12月15日掲載)

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